濃厚な詩の朗読会でした。
大阪福島にあるカレー屋さん「パンニャ」の2階、「さばのゆ温泉」というイベントスペース。
お昼過ぎのカレーの匂いが漂う空間で行われました。
出演者は主催者の河野宏子、池上宣久、名古屋から参加の馬場めぐみ、東京からは守山ダダマと桑原滝弥。
豪華な顔ぶれです。
オープンマイクから始まり、休憩を挟みながら約3時間。
贅沢な時間でした。
詩の朗読の既成概念を破る独特な池上ワールドから始まり、
出産、子育てを経験して母性を全面に出した河野宏子の朗読、
自身と自身の過去を辿るように、あるいは演じるような馬場めぐみと続く。
「絵レ氣ギター」を用いたスタイルで、ことばの爆音を発する守山ダダマ、
語りも詩も、笑いとメッセージとともに伝える桑原滝弥までの時間。
それぞれのスタイルが「詩の朗読」という表現の幅を広げていて、伝えるものの多様さを実感する。
言葉だけではなくその人からも、聞き手の数だけ伝わるものはある。
ツイッターまとめ
ブラック★サンデー