「詩のボクシング」は13時開始です。 pic.twitter.com/Ciks5MiL5i
— PoeTry Angle (@PoeTryAngle) 2015, 10月 24
岐阜県多治見市まで、「詩のボクシング」を観に行ってきました。
「世界ライト級タイトルマッチ」と「選抜式全国大会」の2つの大会が行われます。
タイトルマッチと選抜式の2本立て
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— PoeTry Angle (@PoeTryAngle) 2015, 10月 24
「世界ライト級タイトルマッチ」は、1対1で戦う3分10ラウンド制。
観客によるラウンドごとのジャッジと、最終ジャッジで勝敗を決める。
歴代チャンピオンは、初代にねじめ正一(vs. 阿賀猥)、2代目に谷川俊太郎。王座を放棄した谷川に替わり3代目に平田俊子(vs. 白石かずこ)、4代目に嶋田雅彦、5代目は防衛に成功した嶋田雅彦(vs. サンプラザ中野くん)となっている。
最後の試合が行われたのは、2001年。
10年以上が経ち、新たにチャンピオンを決めることとなった。
松永天馬 対 ささりん
共に全国大会で2度のチャンピオンになっている強者。
楽しみな一戦である。
そして、「選抜式全国大会」は、全国大会チャンピオンも含む各地域大会の優勝準優勝経験者から選抜された16人が、ノックアウト方式で戦う。
BGMは「ファイナルカウントダウン」
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— 茶韋 ときどき辻本真孝 (@tchaitter) 2015, 10月 24
ステージにはリングが設置され、トロフィーが置かれていた。
(しかし、このトロフィーは単なる飾りだった…)
「世界ライト級タイトルマッチ」は、抽選の結果5ラウンド目まではささりん選手の先攻で始まり、6ラウンド目以降は松永天馬選手の先攻となった。
ただし、5ラウンド目はお互いの名前を入れること、10ラウンド目はお題をもらっての即興朗読となる。
試合は、1ラウンド目から白熱したものでした。
こんなところで語り尽くすことはできません。
あえて言うなら、松永選手は裸になったし、口紅を塗ったし、観客に「いいとも!」と言わせたし、
ささりん選手はマラソンランナーだけのことはあって、ずっと走り続けてました。あ、松永天馬コスプレもありました。
相手の詩に自分の詩を合わせてきたり、相手の言葉を引用したりと、自分のオリジナルの作品にプラスさせてくるあたりはお互いに上手いものでした。
あきらかにどちらが強い(良かった)という判定は難しく、どのラウンドも接戦だったように思います。
最終ジャッジで、勝者は松永天馬!
詩のボクシング、勝ちました。言葉を憎んでばかりいますが、今日はありがとう。
— アーバンギャルド松永天馬 (@urbangarde) 2015, 10月 24
続いて行われた「選抜式全国大会」
3分対3分で勝負が決まる。
朗読の完成度はみんながチャンピオン級で、それぞれに味があって、誰が勝ってもおかしくない戦い。
その場の空気に合った人が勝ち上がる。そんな感じ。
決勝は、2ラウンド制。自作朗読と即興朗読。
対戦は、岐阜大会チャンピオンの丸口咲 対 東京大会チャンピオンで全国準チャンピオンの土屋智行。
高校生のストレートな言葉と、読み終わったテキストを千切ってリズムをとる朗読スタイル。
即興では「宇宙人」と「老人」
ジャッジは、勝者、土屋智行!
ご報告が遅れましたが、昨日開催された選抜式詩のボクシング全国大会で優勝いたしました!お越しくださった皆様、会場の関係者の皆様、出場された選手の皆様、どうもありがとうございました!
— 土ヤ (@ttsuchiya) 2015, 10月 24
ホームという地の利を生かしてきた丸口も、全国大会の決勝では空気に合わせることはできなかった。
他の出場者が次も聴きたいと思わせる表現に対して、丸口のは1つで十分満足できたのかもしれない。
エンターテインメントの中で、1人自分の主張を発言していただけの様でもあったからか。
彼女が制服から解放されたとき、また新しい表現があるのかもしれない。
選抜式 詩のボクシング 全国大会
終了! pic.twitter.com/7ObhJCALfZ
— PoeTry Angle (@PoeTryAngle) 2015, 10月 24
詳しくは、こちらから。
「「詩のボクシング」タイトルマッチ&選抜式全国大会 #poe_an」をトゥギャりました。 https://t.co/ubBDY5TaE6
— PoeTry Angle (@PoeTryAngle) 2015, 10月 25