ポエトリーアングル

詩やことばについてのさまざまなことがらを。

ブログでは、関西で行われている詩の朗読イベントを中心に掲載します。自分の活動範囲ということで。
ツイッターでは、地域に関係なく詩のイベントや、詩集の宣伝や、イベント実況など、詩やことばにまつわる情報をつぶやきますし、
皆さんもつぶやいてください。ハッシュタグは #poe_an

ツイッターまとめもやってます。http://togetter.com/id/PoeTryAngle

皆様からの情報が命です。

イベントの情報はもちろんですが、イベントの感想、詩集の感想、詩やことばについて思っていること、などなど、投稿していただけると嬉しいです。
投稿先は poetryangle.info@gmail.com

2011年8月26日金曜日

「TOY BOX」リポート/茶韋

もっと早く見に行っておけば良かった。
これは、見終わってからの正直な感想。
3ヵ月に1度行われているこのイベントは、今回で7回目。
1年半続いているにもかかわらず、初めての参加となった。
場所は関目の「FLEX」。大阪市の中心部からは少し離れるが、京阪と地下鉄の駅からすぐの場所。
スポーツバーというよりは、セレッソバー。セレッソ大阪のポスターが壁に貼られていた。
音楽イベントも行われているようである。
この日は初めて来た人も何人かいたようで、その中には詩の朗読を初めて聞く人も。
後で感想を訊くと、普段はメタルしか聞かないという人は、ことばが耳に届くのが新鮮だったと言っていた。

今回、詩の朗読をしたのは、河野宏子、田村飛鳥、泉由良、そして主催の待子あかね の女性4人。
約20分の持ち時間で、ゆっくりと始まり、ゆっくりと終わっていった。
それぞれの感想を一言でいうと、
河野宏子 はビートにことばを載せる。フレーズは繊細だ。
田村飛鳥 は日常を尖らせる。主婦というより戦士だと思う。
泉由良 は心地よく揺らいでいる。声も、詩も、トークも。
待子あかね は旅人だ。夢と現を行ったり来たり。

4人それぞれが、それぞれの味を出していて、
それでいて一つのイベントとして、よくまとまっていたと思う。
起承転結。
そんな感じの4人の朗読だった。


* 待子あかね 真夜中の看板持ち